エラー報告にもう一声。Part.3 Windows 7以降編

 エラー報告にもう一声。ではWindows XPでアプリケーションエラーが起きたときの作者への報告の仕方とエラー報告の見方について紹介しました。

 Windows 7以降では動作を停止したときのダイアログから、ボタンをぽちぽちやるだけでは障害情報が表示されません。
 とはいえ、イベントログにはアプリケーションエラーが出たときの情報が記録されています。なので、アプリケーションログに記録されたエラー情報を作者に報告しましょう。

Step.1 管理ツールを起動しよう

 まずは、エクスプローラーからWindows 7では「コンピューター」を、Windows 10では「PC」を右クリックします。
   ここでは、Windows 7では「管理」と、Windows 10では「管理ツール」と書かれた所をクリックします。

[管理]

Step.2 アプリケーションのイベントログを表示しよう

 次に、左のツリーを「システム ツール」-「イベント ビューアー」- 「Windows ログ」 - 「Application」の順にクリックします。

[アプリケーションのイベントログ表示]

Step.3 アプリケーションエラーを表示してみよう

 今度は、真ん中のリストの「エラー」と書かれた行をクリックします。

[アプリケーションのイベントログ表示]

Step.4 エラーが発生したプログラムを探す

 真ん中のリストの「エラー」と書かれた行をクリックして表示される下のエラー情報の中で、「障害が発生しているアプリケーション名」に障害が発生したプログラムのファイル名が書いてある行を探します。
 今回は、jibaku.exeというプログラムを探すことにします。
 障害が発生しているアプリケーション名を見ると...見つかりました。

[アプリケーションのイベントログ表示]

Step.5 さあ、エラーを報告しよう

 障害が発生したプログラムのファイル名が書いてある行が見つかったら「障害が発生しているアプリケーション名」と書いてある所以下のテキストをすべてコピーして掲示板に貼るなり、メールするなりして作者に報告しましょう。

ついでに

 Windows XPやソフト開発者の立場での報告された情報の見方について書いたエラー報告にもう一声。もご覧ください。

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