2.本ソフトの使い方

2.1 始めに

 まず、スタートメニューのファイルを指定して実行やコマンドプロンプトから
homeSecurity 対象ファイルフォルダ・ファイル名
 と入力するか、homeSecurity.exeのアイコンをデスクトップに作成してファイルやフォルダをドロップしてください。
 下記の画面が表示されます。

HomeFileSecurity画面

 作者のお勧めはSendToフォルダにショートカットを作成してエクスプローラから「送る」を利用する方法です。

 ファイル・ディレクトリ名を指定しない場合はダイアログが表示されるので、そこからファイルを指定することもできます。

2.2 アクセス権の設定

 対象ユーザーにアクセス権の設定対象となるユーザー名(ユーザー名やSystem,Everyone等)を入力します。コンボボックスには、よく使うシステムが用意したグループ名を入れております。

 アクセス許可の欄にある各アクセス権はチェックを付けるとアクセス権を設定します。
 チェックを付けないとアクセス権を削除します。
 たとえば、読み取りのみにチェックがついている場合は指定したユーザーは読み取りのみが行えます。

 「すべてのサブディレクトリを対象にする」というチェックボックスはチェックするとすべてのサブディレクトリとその下のファイルに対してアクセス権を設定します。この指定はフォルダに対して有効です。
 アクセス権を設定した後OKを押すとコマンドラインで指定もしくはドロップしたファイル・フォルダに実際にアクセス権を設定します。
 設定に成功した場合はメッセージを出さずに終了します。
 設定に失敗した場合はその旨のメッセージを表示します。

 キャンセルを押すと何もせずに本ソフトを終了します。

2.3 注意点

 アクセス権の設定に失敗した場合はコマンドプロンプトからcacls ファイル・フォルダ名と入力してファイルのアクセス権を確認してください。
 指定したユーザーにアクセス権がない場合はすべてのサブディレクトリを対象にするにチェックを付けないで再度アクセス権を設定してください。